
来店者や従業員に威圧感を与えず、空間の雰囲気を壊さない防犯カメラの選び方についてご紹介します。
目次
自然に溶け込む「ドーム型カメラ」とは
ドーム型防犯カメラは、その名のとおり半球状の外観をしており、一見すると照明器具や火災報知器にも見えることから、病院やホテル、百貨店など、上品な空間でも違和感なく設置できる点が特長です。
防犯を目的としながらも、監視されているという心理的な圧迫を与えたくない空間では、こうした目立たないカメラの導入が好まれます。撮影範囲が広く、機種によっては音声録音機能を備えているものもあります。
また、小型カメラを内蔵し、撮影方向を自在に調整できる可動式タイプも多く、限られた台数で広範囲をカバーすることも可能です。さらに、配線を壁や天井に埋め込むことで、見た目にも配慮した設置ができます。
カメラの存在を極力感じさせない「小型カメラ」
より目立たない防犯カメラとして、非常に小型のカメラも存在します。狭い場所への設置や威圧感のない監視を目的とする場面では、小型タイプが有効です。
ただし、小型カメラには録画機能が備わっていない機種も多く、設置場所によってはプライバシーの侵害と誤解される可能性もあるため、運用には注意が必要です。
最近では、鏡に偽装したカメラや、内部が見えないマジックミラー仕様のドームカメラなども登場しており、目立たず自然に設置できる選択肢が増えています。
導入時は、設置場所の目的や空間の性質に応じて、最適なカメラを選ぶことが重要です。
おすすめの目立ちにくい防犯カメラ機種
以下は、視認性を抑えつつも高い防犯性能を誇るカメラの一例です。
ALID-2400C5TIR
赤外線暗視機能を搭載したドーム型カメラ。完全な暗所でも撮影が可能で、屋外対応・防水仕様に加え、耐衝撃性にも優れており、強い衝撃にも耐えられる設計です。
WTW-HDR232
12個の赤外線LEDと音声マイクを搭載したドーム型モデル。暗所でも明瞭な映像を記録でき、シンプルな外観でオフィスビルや集合住宅などにも自然に馴染みます。
WTW-HMK35
火災報知器のような外観のドーム型カメラで、外からはカメラと分かりにくい設計が特長(火災報知器の機能はなし)。220万画素の高画質で映像を記録します。
周囲の視線を意識せずに、しっかりと監視体制を整えたい方は、ぜひこうしたカメラの導入をご検討ください。防犯カメラの設置に不安がある場合は、専門業者に相談しながら最適な機種選びを進めることをおすすめします。
