
日本国内において幅広く活用されている防犯カメラには、長年にわたる深い歴史があります。また、防犯カメラの歴史について理解を深めておくことは、防犯カメラの重要性や価値などを再確認することにもつながるといえるでしょう。
ここでは、防犯カメラの歴史について解説します。
目次
防犯カメラの歴史をご紹介
ここでは、防犯カメラの歴史について、各年代別に解説していきます。
防犯カメラの歴史【1933年】
世界で初となる防犯カメラは、1933年のイギリスにて誕生したといわれています。また、現代においても、「イギリス=防犯カメラ大国」として世界中の人から認知されています。
なお、日本国内における防犯カメラの歴史に関しては、1968年から全国的に普及がスタートしました。当時の防犯カメラは、映像データとしての録画ではなく、静止画を連続的に撮影する仕組みが採用されていました。
また、防犯カメラ自体の耐久性が低く、経年劣化によって段々と画質が悪くなってしまう傾向にありました。
防犯カメラの歴史【1990年】
1968年~1980年代の日本では、主に金融機関やATMにまつわる各種犯罪対策手段として防犯カメラが導入されていました。しかし、1990年代になると、自宅敷地内での犯罪発生リスクが年を重ねる毎に増加傾向にありました。
このような背景のなかで、自宅敷地内での犯罪抑制を目的に、戸建て住宅やマンションへの防犯カメラ導入が一気に加速しました。また、防犯カメラの購入価格やランニングコストなどの水準が大幅に引き下がったことにより、比較的簡単に防犯カメラを導入することが可能となりました。
今後期待される防犯カメラの活用方法
ここでは、今後期待される防犯カメラの活用方法について、具体的なシチュエーションを交えながら解説します。
各種データの取得目的
今後、各種データを取得する目的から防犯カメラを導入する業者が増えてくると予想されています。そのひとつが、顔認証カメラを活用したマーケティングです。
たとえば、店舗の出入り口付近にAIカメラを設置することで、時間帯別の人流状況や利用者の年齢層・性別などといった情報の綿密なデータ化を目指すことが可能となります。また、敷地スペースに限りがある店舗では、魚眼レンズを活用することにより、利用者の出入り状況をヒートマップにてデータ化することも期待できます。
盗難や万引きの抑制目的
今後期待される防犯カメラの活用方法として、「盗難や万引きの大幅抑制」といったポイントがあげられます。現代の日本において、各種店舗での盗難や万引き被害が後を絶たない状況です。
このような背景のなかで、盗難や万引きの抑制目的から高性能な防犯カメラを導入している店舗も多く見受けられます。
盗難や万引きの抑制目的から防犯カメラを導入している具体的事例については以下のとおりです。
■防犯カメラの導入事例【盗難や万引きの抑制目的】
・店舗入り口にAIカメラを設置したうえで、要注意人物が来店した際に店員だけがわかるアラームをセットしておく。
・万引き犯の行動データを分析し、「万引きされない店づくり」を目指す。
・インターネットアプリを活用して、いつ何時でも防犯カメラの映像を確認できるシステムを構築。その結果、レジ作業をしながら防犯カメラの映像を監視することが可能となる。
防犯カメラの歴史を知っておこう
防犯カメラは、1968年を皮切りに日本国内へ普及され始め、現在では数多くの施設や店舗、戸建て住宅、各種マンションにて活用されています。
また、新たな防犯カメラの活用方法なども見出されつつあり、今後も防犯カメラの普及はますます加速していくと予想されています。
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