防犯カメラの取り付け・設置方法と設置場所

防犯カメラを設置するとそれだけで犯罪抑止力となり、多くの犯罪を未然に防ぐことができます。

また、万が一の際にも証拠として残るので、事件解決までの時間も短く済むと言われています。

しかし、単純に設置すればいいというわけではなく、その効果を最大限に発揮するには設置方法や設置場所などいくつかポイントがあるのです。

そこで本記事では、防犯カメラの効果を引き出す設置方法や設置場所、導入にかかる費用まで分かりやすくまとめました。

防犯カメラの設置を検討している方、ぜひ最後までご一読ください。

防犯カメラの設置方法

防犯カメラは「設置すれば安心」というものではありません。

設置する際に考慮しておきたいポイントがいくつかあるので、一つずつ確認しましょう。

設置場所

例えば防犯目的だからといって、とにかく玄関付近の見えるところに設置すれば効果があるのか、というと答えは「NO」です。

確かに多少の抑止力はあるかもしれませんが、実際の空き巣被害は窓からの侵入が最も多いと言われています。

よりセキュリティを強化するためにしっかりと家周りを確認し、不審者の侵入経路を想定した上で、必要に応じた場所や数の防犯カメラを設置することが大切です。

撮影範囲

防犯カメラの撮影範囲は一方向のみというものから、ほぼ360°カバーできるものまで機種によってさまざまです。

また、屋内の設置に最適な近距離撮影用、ある程度の距離まで鮮明に映し出せる遠距離用など撮影に必要な距離も考える必要があります。

せっかく防犯カメラを設置しても、死角が多かったり映像が不鮮明だったりすると意味がなくなってしまうため、撮影したい範囲をあらかじめ決めておきましょう。

用途とモデル選び

防犯カメラを選ぶ際は、その用途や目的を念頭に置いて考えることが大切です。

例えば自宅の防犯対策に使いたいのに、明るい時間帯にしか撮影できないタイプの防犯カメラでは意味が半減してしまいますよね。

そういった場合には、夕方の逆光撮影や夜間の赤外線撮影ができる機種を選ぶべきです。

また、企業であれば防犯カメラを防犯と同時にスタッフの勤務管理を行うケースもあります。

用途や目的によって適した性能も違ってくるので、しっかりと比較・検討しましょう。

設置業者に依頼・メリット・デメリット

防犯カメラの設置を業者に依頼する際のメリットとデメリットを紹介します。

メリット

防犯カメラの設置を業者に依頼する最も大きなメリットは、機種選びから設置、アフターメンテナンスまでまとめて任せられることです。

24時間365日対応の大手業者であれば困った時にもすぐ対応してくれるので、初めて防犯カメラを導入する人も安心です。

また、業務として防犯カメラを設置する時には電気を扱うため、必ず電気工事士の資格が必要となります。

素人が電気系統をいじってしまうと、場合によっては建物全体に影響する可能性がありますが、業者に依頼すれば専門知識のある有資格者が作業してくれるので、後々のトラブルが起きるリスクが少ないというのもポイントです。

デメリット

業者に依頼するデメリットは、やはり少なからず費用が発生することでしょう。

防犯カメラ自体の値段にも数千円~数万円と幅がありますが、どんな機種を購入するとしてもインターネットなどで購入するよりは割高になってしまいます。

ただ、その分使いやすさや不具合の起きにくさなどを考慮した機種を選んでくれるので、手間賃と考えましょう。

防犯カメラ本体の購入費用に加えて、工事費用も必要です。

これは依頼する業者によって大きく異なるので、必ずいくつか見積もりを作成してもらって比較しましょう。

個人で設置する場合・メリット・デメリット

防犯カメラを自身で設置する際のメリットとデメリットを紹介します。

メリット

業者に依頼せず自身で防犯カメラを設置する場合は、費用を最低限に抑えられるのが大きなメリットです。

最近はどんな商品もインターネットでランキングや口コミをチェックできるので、ハイスペックで人気の防犯カメラを自分で選ぶのは難しくありません。

また、数ある防犯カメラの中から好きなデザインのものを選べるという自由度の高さもメリットの一つです。

値段的にもネットショップの方が圧倒的に安いので、実際に自分で設置する人も増えています。

デメリット

単純にコンセントのある場所に防犯カメラを設置するだけなら素人でも可能ですが、配線工事が必要になる場合は、自身で対応できないことを念頭に置いておかなければなりません。

特に屋外に防犯カメラを設置する場合は、構造がより複雑になるため専門知識が必須となります。

また設置に際して、配線だけでなく、壁や天井の材質なども含め総合的にプランニングしておかないと、建物に大きな傷を残してしまうリスクもあります。

軽い気持ちで無理やり設置してしまうと、いざ作動させようと思ってもうまく動かなかったり、十分な防犯効果が得られなかったり、と結局トラブルが多発することになるため、色々な可能性を考えた上で本当に自身で設置することができるのか判断しましょう。

関連記事>>防犯カメラを自分(DIY)で設置できるのか?

効果を高めるための設置方法

ただ防犯カメラを設置するよりも、「防犯カメラを設置している」ということをステッカーや看板などで明示すると効果的です。

その際は長々と説明せず「24時間監視」や「遠隔監視中」など、パッと見て理解できるメッセージが適しています。

一ヶ所ではなくエントランスや窓、塀など複数箇所に提示すると、より強い犯罪抑止力となるでしょう。

また、明示しておくことで近隣とのトラブルを防げます。

例えば、通りを歩いている人が、たまたまエントランスに設置したカメラに映ったとしましょう。

こちらがいくら防犯のも目的で設置していたとしても、中には映っていることに不快感を抱いたり「隠し撮りされた」とクレームを言ったりする人もいるのです。

そういったご近所トラブルを回避する効果もあるので、防犯目的でカメラを設置していることをアピールしましょう。

効果を高める設置場所

防犯カメラを設置する場所を工夫すれば、防犯効果をより高められます。

どのような場所が適しているのか、具体的に見ていきましょう。

玄関・エントランス

最も防犯効果が得られるのが、建物の入り口です。

戸建てなら玄関、マンションやアパートならエントランスとなりますが、その中でも一目見て分かる場所に設置すると犯罪抑止力が高まると言われています。

いたずらなどを防ぐためにも、簡単には手が届かない3メートル前後の高さに取り付けるのが一般的です。

勝手口

勝手口は塀や壁に囲まれていることが多く、外からも見えにくい構造となっているため狙われやすい場所です。

マンションの場合は勝手口がありませんが、階数によってはベランダから侵入されるケースもあるので、防犯カメラを設置するのがおすすめです。

玄関のように高い位置ではなく、確実に顔が映る高さと角度に設置しましょう。

ゴミ捨て場

マンションやアパートで意外とトラブルが多いのがゴミ捨て場です。

外部からの不法投棄はもちろん、住人が指定された曜日にゴミを出しているか、分別ができているかなどを確認できます。

こういったことが原因で住人同士のトラブルやクレームに繋がるケースも多いので、しっかりと映像で残しておくことが大切です。

駐車場

マンションなどの場合は、駐車場も防犯カメラの設置ポイントです。

駐車場入り口に看板やステッカーで明示することで、住人以外の長時間駐車やごみの不法投棄などを抑止する効果が得られます。

また、駐車場内でトラブルがあった際にも証拠として確認ができるので、全体が見渡せる場所に設置しましょう。

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防犯カメラを導入する際にかかる費用

防犯カメラを設置する際にかかる費用は、以下の通りです。

業者に依頼する場合は以下の費用が全て必要となりますが、自身で設置する場合は工事費用は不要です。

防犯カメラ

防犯カメラ本体は屋内用で5,000円程度から購入できますが、屋外用として用意する場合は防水や逆光、赤外線などの機能が付いたものが好ましいため、最低でも1~2万円は必要だと考えておきましょう。

種類が多い上に撮影範囲の広さや画質のよさによって値段が異なり、高いものでは10万円を超えるモデルもあるので、ある程度自分の中で予算を決めておくと選びやすいでしょう。

モニター

コンビニやカラオケボックスなどで、防犯カメラの映像が常時モニターに映し出されているのを見ることがあると思います。

このように防犯カメラの映像をリアルタイムでチェックするためには、その映像を投影するモニターを別に購入する必要があります。

相場は2~5万円ほどで、サイズが大きくなればなるほど高額になります。

正しく撮影されていることが確認できればいい、という程度なら、10インチ以下のモニターを購入することで費用も抑えられます。

レコーダー

防犯カメラの映像を保存する手段として、外付けハードディスクやNVR、クラウドサービスなどいくつか方法があります。

「レコーダー」として機材を用意する場合、購入費用は3~8万円が相場ですが、一方クラウドサービスを利用してクラウド上に映像を保存する場合は、月々のサービス契約料を支払う形になります。

クラウドサービスは、防犯カメラ一台につき月額3,000円~5,000円ほどで利用でき、メンテナンスの必要がないのがメリットです。

保守契約

防犯カメラを設置する際は、今後のメンテナンスやアフターフォローに関する「保守契約」を結ぶのが一般的です。

基本的には保証期間を2年以下と規定している業者が多いですが、アフターフォローを売りにしている業者であれば3年保証、5年保証というのも珍しくありません。

費用もまちまちで、期間内は無料サービスとしているところもあれば、月額で10,000円という業者もあります。

工事費

10万円前後といわれる工事費ですが、その中には人件費や材料費、出張費などが含まれます。

見積もり書や明細書を見ると明確な内訳ではなく「工事費」と記載されていることも多いですが、実際は作業員一人につき10,000円前後、出張費が15,000円前後、残りが材料費となっている場合がほとんどです。

さらに、規定よりも高い位置に防犯カメラを設置する場合や、スムーズに配線ができない場合など、特別な作業が必要な時には追加で工事費が発生します。

業者によって費用や条件に幅があるので、実際に防犯カメラを設置したい場所を見せてから見積もりを作ってもらいましょう。

オプション

上記のものが揃えば防犯カメラは使えますが、さらに防犯の精度を上げるためのオプションも用意されています。

例えば、映像だけでなく音声まで記録したい場合はマイクを付ける、人の出入りをより正確に管理したい場合は顔認証システムを付ける、など用途や希望に合った機能が追加できるのです。

ただし、当然のことながらオプション機能が多くなればなるほど、精度がよくなるほど費用がかさみます。

気が付けば「一台の契約で50万円になっていた」のようなケースも決して少なくないので、そうならないためにも本当に必要な機能を見極めることが大切です。

戸建て住宅の防犯カメラ設置のポイント

こちらの記事では、戸建て住宅に防犯カメラを設置する際のポイントを設置場所ごとに解説しています。

発生場所別の侵入窃盗件数は「一戸建て住宅」が最大であり、全体の4割以上も占めているようです。家族の安全や財産を守るために、住宅の防犯対策を強化しましょう。

戸建て住宅に住んでいるけれど特に防犯対策していないという方は、ぜひ防犯カメラの導入を検討してみてください。

戸建て住宅の防犯カメラ設置のポイント

防犯カメラの必要性とデメリット

こちらの記事では、防犯カメラについて必要性や設置目的、さらにデメリットを解説しています。

犯罪を抑止するために欠かせない防犯カメラ。しかし、防犯カメラも使い方次第でデメリットになってしまうこともあります。

デメリットを知ることでより防犯カメラの良さを知ることができます。

防犯カメラの必要性とデメリット

 

またこちの記事では、穴を開けずに防犯カメラを設置する方法について解説しております。

建物の壁や天井に穴を開けずに防犯カメラの設置をしたいと思っている方はぜひご覧ください。

防犯カメラ穴を開けずに取り付ける方法

防犯カメラの設置は無理せず業者に依頼するのが正解

いかがでしたでしょうか。

この記事を読んでいただくことで、防犯カメラの効果を高めるポイントや導入費用についてご理解いただけたと思います。

費用を抑えたい場合は個人で設置もできますが、設置場所や角度などを判断するのは素人には難しく、また導入後のメンテナンスやアフターフォローの心配もあります。

結果的に余計に費用がかかってしまうケースもあるので、少しでも不安がある場合は業者に依頼した方が安心できるでしょう。

 

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