![ダミーカメラの効果とばれるリスクが少ない設置方法](https://surveillancecamera-ranking.com/wp-content/uploads/2021/10/22334780_s.jpg)
防犯対策を強化したいけれど防犯カメラを設置する予算がないというお悩みを持つ人には、ダミーの活用がおすすめです。
とはいえ、偽物なんてすぐにばれるのではないかと不安に思ってしまうかもしれません。
今回は、防犯カメラのダミーとは何かという概要から効果、本物との見分け方、偽物だとばれるリスクを減らす設置方法まで紹介します。
少ない予算でビルやマンションの防犯対策を強化したい管理者様は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
防犯カメラのダミーとは
防犯カメラのダミーとは、見かけだけで実際は撮影ができない偽物の防犯カメラです。
本物の防犯カメラを設置するとそれなりの費用がかかりますが、偽物であれば1,000円ほどの安価で購入できます。
防犯カメラのダミーを設置する効果
防犯カメラのダミーと設置すると、不審者を威嚇して犯罪行為を抑制する効果を得られます。
たとえば、出入り口や窓付近に設置すると、不審者が防犯カメラに証拠が残るのを恐れて侵入を断念する可能性が高くなります。
ただし、本物の防犯カメラではなく偽物だとばれると逆効果です。
侵入者に偽物だとばれると、管理者は本物の防犯カメラを設置するほど防犯意識が高くない人物で、偽物を設置して安心しきっているだろうと思われてしまう危険性があります。
防犯カメラのダミーが偽物だとばれるポイント
本物の防犯カメラとダミーはどのように見分けられるかというと、7つのポイントがあります。
ばれるポイント1 見るからに安物
いかにも安物だと分かるような外見のダミーは、すぐに偽物だとばれる危険性がかなり高くなってしまいます。
たとえば、本物はほとんどが金属製ですが、ほとんどの安い偽物の素材はプラスチックです。
ばれるポイント2 屋外用・屋内用が使い分けできてない
防犯カメラには大きく分けて屋外用と屋内用の2タイプがあります。
タイプと設置場所がちぐはぐだと、偽物だとばれる危険性が高いです。
たとえば、ドーム型はほとんど屋内に設置されることを想定されています。
そのためドーム型の外観をしたダミーを外に設置すると偽物の可能性が高いと思われるでしょう。
ばれるポイント3 設置されている位置がおかしい
一般的に防犯カメラが設置される位置は、2.5~3.5mほどの高さです。
それより高すぎたり低すぎたりする場所に設置すると、偽物だとばれる可能性が高くなってしまいます。
2.5~3.5mの高さに設置される理由は、高すぎると侵入者に気づかれにくく威嚇効果が減ってしまい、低すぎると壊されたり盗難されたりする危険性が高くなるからです。
関連記事>>防犯カメラの取り付け・設置方法と設置場所
ばれるポイント4 昼間でもLEDランプがついている
レンズ付近にLEDランプがついている場合、昼間でもランプがついていると偽物だとばれる危険性が高くなります。
本物にランプがついている場合、夜だけ点灯して昼間は点灯しません。
なぜなら、暗い中でも撮影ができるよう赤外線を出す役割があるからです。
そのため、昼間についているランプに意味はないので偽物だとばれるというわけです。
ばれるポイント5 配線がない
防犯カメラのダミーを設置した際、本体だけで配線は設置しないでいると、偽物だとばれてしまう危険性が高くなります。
なぜなら、本物であれば電源や録画機器と繋げるために配線がある場合がほとんどだからです。
ばれるポイント6 長いアンテナがついている
防犯カメラのダミーの中にはアンテナがついているタイプがあります。
そのアンテナが長すぎると偽物だとばれる危険性が上がります。
目安として、本物のネットワークカメラについているアンテナは5㎝ほどです。
ばれるポイント7 汚れていない
防犯カメラのダミーを設置したときにホコリがなく綺麗すぎる状態だと、偽物だとばれる危険性が高くなります。
本物は電気が通っているので静電気でホコリがつきやすいからです。
一方、偽物なら電気が通っていないのであまりホコリが付きません。
防犯カメラのダミーを設置する際の注意点
防犯カメラのダミーを設置する際に、本物ではないとばれる危険性を下げるためには、以下のようなポイントに注意してみましょう。
ダミーとばれるリスクを減らすポイント
- 本物に見えるブランド物の製品を選ぶ
- タイプに合った場所に設置する
- 約3.5mの高さに設置する
- LEDランプがついていない製品を選ぶ
- 配線も取り付ける
- 長すぎるアンテナがついている製品は選ばない
- ある程度汚しておく
- 本物の防犯カメラと一緒に活用する
ほとんどは偽物だとばれるようなポイントを隠すように設置する方法です。
さらに、本物とダミーをどちらも設置する方法もおすすめしています。
ダミーは撮影できないのでしっかり防犯対策するなら本物を設置したほうがよいですし、複数設置する場合はダミーを混ぜることで偽物があるとばれる危険性とコストを削減できるからです。
防犯ステッカー・シールの効果と注意点
こちらの記事では、防犯カメラステッカーの効果と使用する際の注意点、さらに選び方まで解説します。
防犯カメラステッカーは安価で取り入れやすい防犯グッズです。
しかし、貼っただけで効果があるのか疑問に思う方もいらっしゃるでしょう。
マンションやビルなどの防犯対策を強化したい方は、ぜひ参考にしてください。
またこちの記事では、ダミーカメラの見分け方について解説しております。
詳しく知りたい方は、ぜひご覧ください。
防犯カメラのダミーを上手く活用しよう!
いかがでしたでしょうか。
防犯カメラのダミーは本物と見分けるポイントを知って、そのポイント隠す工夫をしながら設置することで、偽物とばれるリスクを減らすことが可能です。
ただし、偽物は撮影できないので、できれば本物と併用することをおすすめします。
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