一般的に防犯カメラを導入する際には、壁に穴を開ける設置工事が必要です。
しかし、どうしても壁に穴を開けずに設置したい場合もあるでしょう。
この記事では、防犯カメラを設置するときに壁に穴を開ける理由から、開けないで設置する方法、工事不要な機種の条件まで解説します。
新築物件や賃貸物件に防犯カメラを取り付けたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
防犯カメラを設置のために壁に穴を開ける必要がある理由
防犯カメラの設置工事で壁に穴を開ける必要がある理由は3つあります。
防犯カメラを取り付けるため
防犯カメラを壁や天井に固定するためには、穴を開けてビス止めをする必要があります。
防犯カメラが壁の高い場所や天井に取り付けられることが多いのは、幅広い範囲が撮影できるようにするためです。
配線工事するため
防犯カメラの設置工事で壁に穴を開けるのには、配線工事するためという理由もあります。
特に、屋外にカメラを設置したいのであれば、屋内に設置する録画装置と繋ぐための配線工事が必要になります。
電源工事するため
防犯カメラを設置するとき壁に穴を開けるのには、電源工事するためという理由もあります。
電源が近くにあればそこに繋ぐだけで済みますが、室外にカメラを設置して屋内の電源に繋ぐ場合には壁に穴を開けなければいけません。
防犯カメラを壁に穴を開けずに設置する方法
防犯カメラをアタッチメント・結束バンドで取り付ける
防犯カメラを壁に穴を開けないで固定するために、アタッチメントや結束バンドで取り付ける方法があります。
設置箇所の幅が狭い場合はアタッチメント、広い場合は結束バンドがおすすめです。
この方法で固定すれば、壁や天井にビス止めの穴を開ける必要がありません。
ダクトや通気口を利用する
設置工事で穴を開けないために、エアコンのダクトや通気口など元々あいている穴を利用する方法もあります。
ただし、ダクトがエアコンでふさがれている場合は、一度エアコンを取り外してから配線コードを通す必要があります。
窓とサッシの間を利用する
設置工事で穴を開けないために、窓とサッシの間に配線コードを通す方法もあります。
丸い形の配線コードにすると窓が閉まりませんが、平べったい形の配線コードを選べばきちんと窓を閉めることが可能です。
工事不要の機種を選ぶ
防犯カメラにはいくつもの種類があり、設置工事が不要な機種もあります。
壁に穴を開けないで設置したいのであれば、設置工事不要な機種を選ぶようにしましょう。
設置工事が不要な機種の具体的な条件は下で紹介しています。
関連記事>>防犯カメラの選び方とおすすめメーカー
設置工事のいらない防犯カメラとは
ここでは、設置工事をしなくてもよい防犯カメラの条件を紹介します。
クランプタイプ・バンド固定タイプのカメラ
防犯カメラの中でも、クランプタイプやバンド固定タイプであれば、ビスで固定する工事が不要です。
クランプタイプとは、ポールなどに挟み込んで設置するタイプのことを指します。
ただし、クランクタイプやバンド固定タイプは取り付けも取り外しも簡単なので、盗難のリスクが上がる点に注意が必要です。
ワイヤレスカメラ
ワイヤレスカメラを選べば配線工事が必要ないので、壁に穴を開けないで設置できます。
ただし、優先カメラよりも接続が不安定でうまく録画ができないケースもあるので、録画できているかしっかり確認しましょう。
関連記事>>Wi-Fiで使える防犯カメラのメリット・デメリットと注意点
ソーラーパネル付きカメラ
ソーラーパネル付きの防犯カメラを選べば電源工事が必要ないので、壁に穴を開けない設置が可能です。
ただし、天気が悪い日が続くと発電量が少なくなってしまい、使用できなくなることがあります。
また、配線コードで繋がっていないので盗まれやすいという弱点もあります。
工夫すれば壁に穴を開けないで防犯カメラを設置できる!
いかがでしたでしょうか。
防犯カメラを設置するときに壁に穴を開けないためには、防犯カメラの固定方法を工夫したりすでにある穴や隙間を利用したり、配線・電源工事が不要なカメラを選ぶようにしてみましょう。
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