近年、監視カメラや防犯カメラが急速に普及したことで、犯罪や事件の発生率は減少傾向にあります。このような背景のなか、監視カメラと防犯カメラの違いについて把握しておくことは、より犯罪件数や事故件数を減少させることにつながります。
ここでは、防犯カメラと監視カメラの異なるポイントや選び方、得られる効果などについて解説します。
目次
防犯カメラと監視カメラの違い
防犯カメラと監視カメラには、異なるポイントがいくつか存在します。
ここでは、防犯カメラと監視カメラの違いについて解説します。
防犯カメラ
防犯カメラとは、自宅やマンション、コンビニ、各種観光施設などに設置されている防犯対策用カメラのことを指します。
犯罪の防止、または抑止を向上させる目的で設置する防犯対策アイテムのため、防犯カメラ自体の存在を目立たせることが、各種犯罪に対する抑止力の向上につながるといえます。
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監視カメラ
監視カメラとは、「犯罪にともなう証拠の押収・監視」や「地震や津波といった災害発生の監視」「ダムや河川の水量計測にまつわる監視」などを行うためのカメラです。また、「天候用カメラ」や「桜・ツバキなどの開花状況を監視するカメラ」なども、監視カメラの一種として分類されています。
監視カメラは、防犯カメラに比べると、比較的コンパクトなボディサイズのカメラを目立ちにくい箇所に設置するケースが多い傾向にあります。
防犯カメラと監視カメラそれぞれの効果
防犯カメラと監視カメラには、それぞれ異なる設置効果があります。防犯カメラと監視カメラにまつわる具体的な効果については以下のとおりです。
■防犯カメラの効果
・高い犯罪抑止力を期待できる
・行方不明者の捜索が可能
・認知症患者の徘徊にともなう早期発見
■監視カメラの効果
・地震や津波、水害、土砂災害などの状況監視が可能
・各種災害発生時に、ライブカメラとして活用することが可能
・セクハラやパワハラなどの社内犯罪にまつわる証拠を押さえることが可能
・交通量や利用者数の測定機器としても活用できる
防犯カメラと監視カメラは、設置にともなう効果や目的などが異なります。また、2種類のカメラには、それぞれの効果・目的に適した機能やボディサイズが採用・搭載されています。
防犯カメラと監視カメラはどちらがいい?
自分の身を守る目的でカメラを設置する場合、果たして防犯カメラと監視カメラのどちらを選べばよいのでしょうか。
まず、各種犯罪を防止する目的であれば、防犯カメラの設置をおすすめします。なぜなら、防犯カメラは、犯罪を未然に防ぐために開発・設計されたアイテムなので、より高い防犯対策効果を得ることが期待できるからです。
対して、「すでに犯罪に巻き込まれてしまった人」や「事件や犯罪の発生率が高いエリアに住んでいる人」などは、路上に向けて監視カメラを設置することで、犯人の特定や速やかな逮捕につながるケースが多いです。
防犯カメラと監視カメラの特性や設置目的、得られる効果などを考慮したうえで、もっとも自分に適したカメラを設置・導入しましょう。
防犯カメラの必要性とデメリット
この記事では、防犯カメラについて必要性や設置目的、さらにデメリットを解説しています。
犯罪を抑止するために欠かせない防犯カメラ。しかし、防犯カメラも使い方次第でデメリットになってしまうこともあります。
この記事でデメリットを知ることでより防犯カメラの良さを知ることができます。
防犯カメラと監視カメラの違いを把握しておこう
防犯カメラと監視カメラは、それぞれ特徴や得られる効果などが異なる傾向にあります。そのため、カメラの設置を検討する際は、あらかじめ2種類の特徴や効果などを入念にリサーチしたうえで、自身が求める設置効果や設置目的にもっともマッチしたカメラを導入することが大切です。
もっとも自分に適したカメラを設置・導入するためにも、あらかじめ防犯カメラと監視カメラの違いを把握しておきましょう
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