防犯カメラで録画した映像を確認するためには再生ソフトが必要になります。動画再生ソフトでも確認できますが、専用のソフトウェアもあります。今回はおすすめの製品をいくつか紹介しています。また防犯カメラの映像を確認する手段についても解説していますので、購入をする際は参考にしてみてください。
目次
防犯カメラの映像を確認する方法
防犯カメラは映像の確認も大切です。ひと口に映像の確認といっても方法はさまざまですが、ここでは一般的な確認方法について解説します。
一般的な確認方法
ひと昔前までは、記録装置とパソコンを使って確認することがほとんどでした。記録装置とはNAS（ネットワークアタッチトストレージ）やHDD（ハードディスクドライブ）などが一般的で、それらをパソコンに繋いで映像を確認します。パソコンに直接接続するためインターネット回線は不要ですが、記録装置が必要になるため手間がかかります。
他にも、SDカードを用いた確認方法もあります。こちらもインターネット回線は不要で、記録メディアにパソコンを接続して確認します。ただ記録メディアを出し入れする必要があるためやはり手間がかかるでしょう。
最近はインターネットでの確認も
最近は、インターネットを使ってスマホやパソコンから確認できる方法もあります。たとえば「ネットワークカメラ」です。オンラインから映像を見るため記録装置や記録メディアも不要ですし、いつでもどこでも確認できるのでとても便利。遠隔地から確認できるのもメリットでしょう。しかしその一方でセキュリティ対策も重要になってきます。
なかにはスマホを防犯カメラにできる商品もあります。専用アプリが必要ですが、インターネットとアプリを使って手持ちのスマホで簡単に映像確認できるのでとても便利です。ただ消耗が激しいのと録画機能が付いていないので不便に感じるところもあるでしょう。
おすすめの再生ソフトをご紹介
防犯カメラの映像をきちんと確認できるように、おすすめの再生ソフトを紹介します。
Windows Media Player
Windows Media Playerでも防犯カメラの映像を確認することができます。UIが使いにくいといった欠点がありますが、バックアップの映像なら難なく再生できます。Windowsユーザーの方はチェックしてみてください。
類似の再生ソフトなら「Quick Time Player」「GOM Player」「VLC media player」などでも可能です。
・Quick Time Player
Apple社の製品です。近年はWindowsでも使用できますが、きちんと確認するにはやはりmacが安心でしょう。
・GOM Player
韓国グレテック社の再生ソフトで、使いやすい半面、広告が多いのが難点になっています。
・VLC media player
シンプルかつ使いやすいのがメリットです。動画再生ソフトの中ではもっともメリットの多い製品と言えるでしょう。
KxViewPro Ver.4
初心者でも簡単・安心に使用できる再生ソフトウェアです。録画再生はもちろんのこと画像解析もでき、最大64台まで録画・再生できることからビルや工場など複数のカメラが必要な場所の管理に最適でしょう。またマルチベンダー対応でメーカーを気にすることなく使えるのもメリットです。
パナソニック BB-HNP17
一定間隔でモニタリング画面を表示し切り替えができ、レイアウトも自由なので大きく表示することも好きな画面サイズで確認することができます。また再生だけでなく録画機能も充実。動作検知やアラーム、音検知などが可能です。
防犯カメラの映像をみる方法
こちらの記事では、防犯カメラの録画映像をみる方法をご紹介しております。
データの保存期間の目安についても解説しております。
これからマンションやビルなどに設置する防犯カメラ・周辺機器を選ぶ方は、ぜひ事前にチェックしてください。
防犯カメラの確認は再生ソフトも重要
どんな再生ソフトを使用するかによって、防犯カメラの確認にも影響します。せっかく防犯カメラで映像を録画できても、きちんと再生できなければ対象物を判別できません。ですから、防犯カメラを設置する際は再生ソフトのことも考えて選ぶ必要があるでしょう。
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