防犯カメラの映像がぼやけているという経験はありませんか?せっかく高いお金を払って購入した防犯カメラの映像が、きちんと撮影されないのはがっかりです。そこでここでは、防犯カメラがぼやける原因を解説しています。対処法や補正サービスについても説明していますので、設置を検討している方は参考にしてみてください。
目次
防犯カメラがぼやける原因と対処方法
せっかく購入した防犯カメラがぼやけてしまうとがっかりします。また防犯カメラにも寿命がありますから、その点を十分理解して購入する必要があります。ここでは防犯カメラがぼやける原因と対処法について解説します。
なぜぼやける原因は3つ
防犯カメラがぼやけているからと言って、必ずしも故障とは限りません。原因を知って正しい方法で対処しましょう。一般的に多い、ぼやけてしまう原因は3つあります。
レンズやハウジングが汚れている
レンズやレンズカメラ、ハウジングなどが汚れている可能性があります。設置場所によっては排気ガスの汚れや蜘蛛の巣がはっている場合もありますので一度確認してみましょう。汚れがある場合の対処法は後述します。
被写体によってピントが合いにくい
被写体のピントがきちんと合っていない場合もぼやけやすいでしょう。なかにはオートフォーカスで被写体が合いにくいケースもあります。たとえば光が強い場所や遠くの被写体、ブラインドなどの横じまや暗い被写体などもピントが合いにくくぼやけてしまうので気をつけてください。
白いものに反射
ぼやけるだけなら良いですが、場合によっては映像が真っ白になってしまうケースもあります。防犯カメラは白いものに反射しやすいため、先ほども述べたように設置場所によってはきちんと撮影できません。
ぼやけたときの対処法
ここでは、万が一防犯カメラがぼやけてしまったときの対処法について解説します。対処法を試しても解決しない場合は故障の可能性がありますので、買い替えまたは修理してもらいましょう。
汚れによるぼやけ
汚れが原因でぼやけてしまっている場合は、乾いた柔らかい布で優しく拭き取ってください。レンズが傷つくと映像に支障が出てしまう恐れがあるので、必ず綺麗な布で拭き取りましょう。
映像が白い場合
赤外線は白いものに反射しますので、設置場所に気をつけることで映像が白くなりません。周りに白い壁や障害物がないことを確認してから設置しましょう。また防犯カメラの前にガラスがある場合も反射して白くなりやすいので注意してください。
ピントが合わない
レンズの種類を変えることでピントが合いやすくなります。特に単焦点レンズはピント調整ができないので、遠方の被写体や場所を撮影する場合はレンズの型を見直してみてください。
ぼやけた画像の補正サービスもある
対処法を試してもなかなか改善されない場合は、画像の補正サービスもあります。その名も「フォレンジックサービス」です。ここではサービス内容について紹介します。
・フォーカス補正
焦点がぶれてしまい対象物の識別が困難な場合にピントを調節します。
・モーション補正
被写体をぼかした場合に明確に見えるように調整します。
・高解像度化
低解像度だった場合に高解像度化します。
・レンズ歪み補正
レンズの種類によって丸く歪んでしまった場合に平面的に広げ識別しやすくします。
フォレンジックサービスを用いることで撮影した映像を解析しトラブルを特定することができます。たとえばゴミの不法投棄をした車のナンバーや、当て逃げをした車のナンバーを鮮明化するなどが挙げられます。
防犯カメラの映像にノイズが入る原因と対処方法
この記事では、防犯カメラの映像にノイズが入る原因と正しい対処方法についてわかりやすく解説します。
防犯カメラを設置している人のなかには、「録画した映像内にどうしてもノイズが入ってしまう」といった悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか。
この記事で、その原因と改善方法を学びましょう。
また、下記の記事では、防犯カメラの設置方法・場所・注意点について詳しく記載しております。
防犯カメラの設置を検討している方はぜひ、一読ください。
防犯カメラがぼやけても故障とは限らない
映像が鮮明に映っていなくても、必ずしも故障とは限りません。今回は防犯カメラがぼやけてしまう原因をいくつか紹介しましたが、対処法を試しても改善されない場合は故障の可能性があるので買い替えまたは修理をおすすめします。防犯カメラは安い買い物ではないので、長く大切に使うようにしましょう。
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